今年の誕生日は還暦でした。
二人の娘達がお祝いをしてくれました。
心づくしの花束は、娘達の飾らない
お祝いの気持ちです。
こういう質素な気持ちが、実は私の気持ちに
ぴったりなのです。
流石私の娘達。良く理解してくれています。
「何が食べたい?」と聞かれました。
『うなぎ』と私。
亡き両親の大好物の鰻料理を
娘達がお祝いの夕食に誘ってくれました。
私は親を越えることができずに
とうとう親孝行できませんでした。
今度は私が祝ってもらう歳になりました。
せめて、『うなぎ』を食べて、慈しんでくれた
孫たちの成長を、天国の両親と一緒に
お祝いしたいと思いました。
一番の理解者にお祝いして貰えて
幸せな還暦の想い出になりました。