今日は、阪神・淡路大震災から20年目の1月17日です。
特集報道のメディアの映像を見て、当時の思いが鮮明に甦ります。
肉親を、家を、全てのたいせつな人・物を失ってしまわれました皆さまにとりましては
本当に辛い一日です。
西宮市では、1,146名の方が犠牲になられ、尊い命が失われました。
倒壊家屋61,238世帯、全壊34,136世帯・半壊27,102世帯です。
私も当時住んでいました借家の1階の廊下が真っ二つに裂け、半壊となりました。
2006年11月に離婚をしてからの2ヶ月後、小学校6年生と1年生の二人の娘たちとの
3人暮らしの中、あの大震災に遭いました。
20年目の今日の夕方
市内の慰霊碑を訪れました。
日中の慰霊祭も終わり
人気も無く
ひっそりと佇む慰霊碑に
祈りを捧げました。
たくさんのお名前の刻まれました慰霊碑は、たくさんの清楚な献花に包まれて
茜色に染まる夕陽を、鏡のように照らしていました。
突然に生きる時間を止められたご無念は、どれほどでしたでしょうと思いました。
60歳を過ぎての、いち市民ではありますが、約50年間住み慣れました、愛する街の為に
私でもできる事はしておきたいと思いました。
六甲山の裾野に沈む太陽を、静かに眺めて眠る犠牲者のみなさまに哀悼の意を表し
ささやかな誓いを捧げました。