2015年1月17日土曜日

阪神・淡路大震災から20年

今日は、阪神・淡路大震災から20年目の1月17日です。

特集報道のメディアの映像を見て、当時の思いが鮮明に甦ります。


肉親を、家を、全てのたいせつな人・物を失ってしまわれました皆さまにとりましては

本当に辛い一日です。


西宮市では、1,146名の方が犠牲になられ、尊い命が失われました。

倒壊家屋61,238世帯、全壊34,136世帯・半壊27,102世帯です。

私も当時住んでいました借家の1階の廊下が真っ二つに裂け、半壊となりました。

2006年11月に離婚をしてからの2ヶ月後、小学校6年生と1年生の二人の娘たちとの

3人暮らしの中、あの大震災に遭いました。



20年目の今日の夕方

市内の慰霊碑を訪れました。

日中の慰霊祭も終わり

人気も無く

ひっそりと佇む慰霊碑に

祈りを捧げました。





たくさんのお名前の刻まれました慰霊碑は、たくさんの清楚な献花に包まれて

茜色に染まる夕陽を、鏡のように照らしていました。

突然に生きる時間を止められたご無念は、どれほどでしたでしょうと思いました。


60歳を過ぎての、いち市民ではありますが、約50年間住み慣れました、愛する街の為に

私でもできる事はしておきたいと思いました。


六甲山の裾野に沈む太陽を、静かに眺めて眠る犠牲者のみなさまに哀悼の意を表し

ささやかな誓いを捧げました。