今年の夏は、とてもとても暑い毎日でした。
8月は、プライベートでも
大変に忙しい毎日でした。
例年数えきれないほど食べる「かき氷」ですが
この夏は、忙しくて3回ほどで終わりそうです。
ボランティアの一つでは、広報のデータ作成作業が
ありました。
お盆の頃は、急なお仕事のご依頼を戴き、ありがたくお伺いさせて戴きました。
そんなバタバタと慌ただしい中、尊敬しています女性のM様より、思いがけなく
一冊の本をプレゼント戴きました。
M様は、西宮市の地域活動を長年務めておられ、多くの女性リーダーのトップ
として、皆さまから尊敬を受けておられます。
ご縁を戴き、本当に感激しています。
一日の終わりの疲れた体を椅子に落としたとき、戴きました本「雨の日に感謝」
がふと目に留りました。
重い瞼で、本を開きました。
本を持つ指先から、文字が液体となって右腕の血管を伝い、私の鉛のような
体に巡りました。
” 花の一生 ” 「花は語らずして道を説く」
自分の人生を人の目を気にすることなく、花のようにさわやなな一生を送る。
” 永遠の命 ” 「方丈記」を例にしての人生観
鴨長明の「方丈記」は、私の大学時代の卒業論文でした。
戴きました本は、大昔の自分との不思議な出会いになりました。
忙しくて自分を無くしてしまっている私を、ご心配くださってのステキなプレゼントに
心が温かくなりました。
M様、いつもお見守りくださいましてありがとうございます。
頂戴しました本「雨の日に感謝」で元気になりました。
このところ、ボランティア活動で忙しく、「オフィスデイジー」の仕事との両立に
心を痛めていましたが、「雨の日に感謝」を読んで、何だか、あったか~い緑茶が
恋しくなりました。
明日から、ボランティア活動も頑張ろう!
明日から、オフィスデイジーも頑張ろう!
(註)「雨の日に感謝」
著者 小藪 実英
高野山教学部長
丹波あじさい寺住職