6月、近くの夙川公園は、紫陽花のお花(花びらに見えるのはガク)が綺麗に並んでいます。
インターネットの情報では、花言葉は
” 家族の結びつき ” だそうです。
6月は、亡き母の祥月命日なので
叔父とお墓参りをしました。
長女が滞在先のシドニーから一時帰国しました。
次女のお誕生日を長女と3人でお祝いしました。
今月は、紫陽花の花言葉に相応しい、” 家族の結びつき ” を感じた1ヶ月になりました。
先日、「遥かなるルネサンス」(神戸市立博物館)に参りました。
天正遣欧少年使節が辿ったイタリアの絵画を観賞しました。
1582年(天正10年)に九州のキリシタン大名
大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代として
ローマへ派遣された4名の少年を中心とした
使節団をテーマにした絵画展です。
彼らの持ち帰ったグーテンベルグ印刷機によって
日本語書物の活版印刷が初めて行われたそうです。
使節団に選ばれた4名の若者の年齢は
13歳~14歳だったらしいのですが、8年後の
1590年に帰国後は、時の政府の方針でキリスト教が弾圧され、4名の若者は
哀しい運命に翻弄されて人生の幕を閉じました。
今月、若い将棋士が前人未踏の記録を達成しました。
若い陸上選手達が10秒の壁を切るような素晴らしい記録の
活躍で話題になりました。
若い彼らの活躍も、歴史の一幕を染めて行くのでしょう。
紫陽花の花の色の移り変わりに、「時の流れ」の儚さを
感じました。
今月も、お仕事とボランティア活動と、活動の場は違いますが、多くを学ばせて戴きました。
また、プライベートの時間も、歴史に思いを馳せながら家族の絆の大切さを感じた
ひと月になりました。