2015年1月20日火曜日

津軽三味線

 先日、所属させて頂いております

イベント協会の賀詞交歓会に参加を

させて戴きました。


余興で、津軽三味線の演奏があり

素晴らしい演奏をご披露くださいました。


素朴な音色を聴くと、東北地方の

雪深い景色の中の、温かな囲炉が思い浮かびました。


紋付・袴の、日本古来の衣装での演奏は、日本人としての魂が揺さぶられるような

温もりを感じました。

年初より、和心たっぷりの素晴らしい演奏を

鑑賞させて戴きました。



帰り道、会場との渡り廊下に

綺麗なイルミネーションが輝いていました。


ダイヤモンドに似た細かな光は、樹氷の森のように感じました。

2015年1月17日土曜日

阪神・淡路大震災から20年

今日は、阪神・淡路大震災から20年目の1月17日です。

特集報道のメディアの映像を見て、当時の思いが鮮明に甦ります。


肉親を、家を、全てのたいせつな人・物を失ってしまわれました皆さまにとりましては

本当に辛い一日です。


西宮市では、1,146名の方が犠牲になられ、尊い命が失われました。

倒壊家屋61,238世帯、全壊34,136世帯・半壊27,102世帯です。

私も当時住んでいました借家の1階の廊下が真っ二つに裂け、半壊となりました。

2006年11月に離婚をしてからの2ヶ月後、小学校6年生と1年生の二人の娘たちとの

3人暮らしの中、あの大震災に遭いました。



20年目の今日の夕方

市内の慰霊碑を訪れました。

日中の慰霊祭も終わり

人気も無く

ひっそりと佇む慰霊碑に

祈りを捧げました。





たくさんのお名前の刻まれました慰霊碑は、たくさんの清楚な献花に包まれて

茜色に染まる夕陽を、鏡のように照らしていました。

突然に生きる時間を止められたご無念は、どれほどでしたでしょうと思いました。


60歳を過ぎての、いち市民ではありますが、約50年間住み慣れました、愛する街の為に

私でもできる事はしておきたいと思いました。


六甲山の裾野に沈む太陽を、静かに眺めて眠る犠牲者のみなさまに哀悼の意を表し

ささやかな誓いを捧げました。



2015年1月8日木曜日

2015年も宜しくお願い申し上げます。



 2015年 新しい年が始まりました。

元旦の朝、オフィスデイジーも年賀状で新年のご挨拶をお届けさせて頂きました。


皆さまにとりまして、健康と幸せと平穏な一年でありますようにとお祈り申し上げます。


私は、昨年より始めましたアルバイトで年末年始を多忙に過ごしました。


年末年始に忙しく働いておられます業種の皆さまのグループで働かせて頂き

社会の動きを学ぶ良い機会となりました。


小さい時から縁起と謂れで過ごしました、正しい年越しの過ごし方とはかけ離れた

年始となりました。  眠らない街で働く眠らない人たち。


「一年の計は元旦にあり」

今年も、自分を見失うこと無く、正直に生きようと誓いました。


今朝のNHKの情報番組の、「朝イチ」というチャンネルで

私の大学の先輩がご出演されました。

手紙を書いて思いを伝えることが

ともすれば等閑にされます現代社会で

逆に密かなブームになっているそうです。


一般社団法人「神戸暮らしの学校」 代表理事として

ご活躍の村山順子様は、「お手紙を書く」という

セミナーを10年来取り組んでおられます。


私も村山様から、お心の籠りました

お手紙を何通も頂戴しました。


利便性最優先の現代社会において

人間関係の大切さを、あらためて教えて

戴いております。



番組で、ご自身の活動を爽やかに語っておられました、村山様の凛としたお姿に

後輩として誇らしく思いました。


周りの皆さまに、自分の思いを発信するには、テクニックではなくて、いかにして

自分の思いを素直にお伝えできるか? その事の大切さを、教えて戴きました。


先月61歳になりました。

でも、まだまだ知らないことばかりです。

皆さまにご指導を頂戴しながら、今年は、正直に自分の思いをお伝えできるイベントを

皆さまと共に、楽しく企画して参りたいものと思います。


オフィスデイジー の取り組みをご支援賜りますように

    本年も宜しく お願い申し上げます。

2014年12月31日水曜日

2014年も ありがとうございました。


 蛍の光 窓の雪 ~

2014年も、今日で最後です。

  今年も、オフィスデイジーとして活動する中で、沢山の皆さまから
 
  お力添えを頂戴致しました。

  苦しい時ほど、皆さまから差し伸べて頂きました手の温もりに

  どれ程勇気づけられました事でしょう。

  あの方も、あの方も、あの方も…

本当にありがとうございました。

  皆さまから頂戴致しましたご厚情に、きちんとお応えできておりませず

  反省する事もたくさんあります。

一年の締め括りの日に、今年お世話になりました皆さまに

感謝の気持ちをお伝え致し、御礼のご挨拶を申し上げます。

  また、行き届きませぬ点を深くお詫び申し上げますと共に

  改めまして、来年のご信頼回復に向けて頑張って参ります。


   来年も オフィスデイジーを

              宜しく お願い申し上げます。


2014年12月28日日曜日

OSAKA 2014


 









12月。  「お誕生日に何処か行きたいところない?」と

優しい次女が、お出かけのお祝いをプレゼントしてくれました。


実は、『大坂の陣』 という大坂城をメイン会場にした大きなイベントがありますので

大坂城に行きたいとリクエスト。

たまたまに、ご案内チラシを頂きました、中之島の豪華なレストランでランチを予約しました。

昨年オープンしましたこのレストランは、「中之島 LOVE CENTRAL」の中にある

「sumile-すみれ」 というお洒落なお店です。

ミュージシャンの 「DREAM COME TRUE」 のお二人がプロデュースされました

  対岸の中之島公会堂が窓から一望できます、とてもゴージャスなレストランです。


  ワーキングホリデーでメルボルンに滞在中の長女からは、心のこもった

 バースディ―カードと可愛いプレゼント小物が届きました。


 以前、芦屋のパスタレストランで店長をしておりました次女との食事は、いつも辛口の

 コメントです。

 その次女が、「良い素材で美味しいわ!!」 と絶賛。 嬉しくなりました。


 デザートタイムには、特別仕様にデザインされましたプレートをレストランが

 ご用意くださいました。

 蝋燭の揺れる、思いがけない綺麗なプレートを見て、感動でウルウルとしていますと

 店内に急にドリカムの音楽が流れて来て、レストランのスタッフの皆さまが歌ってくださり

 またご来店されておられました、お客様も手拍子を添えてくださいました。

 恥ずかしながら、この様な体験は生まれて初めての事で、どうしたら良いのか?

 いやはや、もう顔が火照るほど、驚き、また感動で涙腺を緩めてしまいました。

 
 『還暦を過ぎると、人生一からやり直し』 という言葉を思い出して、これからは

 童心に還り、色んな出来事には素直に感謝をして行きたいと思っていました。

 そんな決意をしました矢先の、当日の、61歳のお誕生日の嬉しい出来事でした。

 お心づくしの素晴らしいサービスでおもてなしくださいました、レストランの皆さまに

 心より御礼を申し上げます。

      ☆☆☆☆☆ 素晴らしいお料理とサービスをありがとうございました。

                           love-central.jp/sumile/

 
 


 昼食後、大坂城のイベント 『大坂の陣』 を見学。

 平日というのに、まあ、団体のツーリストの多いこと!!

 しかも、飛び交う言葉が、「何処の言葉?」 果ては、城外アナウンスも

 「ギョギョギョ!! わかりませ~ん・・・??」

 「ねぇ、今のアナウンス、何処の国の言葉なのかな?」と次女に聞く始末です。

 城下の公園では、小さなお子さんが迷子にならないかと、心配して、父親らしき人が

 大声で叫んでいます。

 お子さんを呼んでいる事は分かりましたが、一体、お子さんのお名前なのか?

 それとも、掛け声なのか?

 記念撮影を次女が依頼されましたが、撮影後の次女への一言も、お礼の言葉なのかな?

 大勢のツーリストの皆さまと、その多国籍言語に、ここは日本なのだろうか? 

 と、とてもショックを受けました。

 
 「大坂の陣―侍ミュージアム・武将ホール」 にては、展示と映像のイベントが

 ありました。

 栄華を極めた一族が、歴史の中に現存していた事を、そして、長い年月の

 戦いの末の栄枯盛衰が、現代ではほんの一瞬の出来事であったかのように

 展示品が物語っていました。


        


 日が暮れてからは、「西ノ丸庭園」で開催されています、光のイベントを見学。

 広大な敷地に、異国の文字 「OSAKA 2014 」 が光り、庭園内には、現代社会の

 アート芸術の最高傑作が、まるで宇宙空間の中に居るような錯覚を誘って

 輝いていました。




 イルミネーションの最後の地では、大坂城が夜空にくっきりとその美しい姿を
 
 誇示していました。

 そして、大音響と共に、プロジェクションマッピングが投影されました。

 色彩の美しさに加え、迫力ある演出に、多くの観光客の感動の異国語が

 効果音に混じりました。


 
 人生61年生きました。

 足元には、歴史の中の、数多の日本人の屍が眠り、その上の大地を、沢山の異国の

 人々が、今、踏みしめ、大坂城に映る、黄金の鳳凰が天空に駆け昇る幻を眺めています。

 
 あの時代の人々が、今蘇って、この様子を見たら、どう思うだろうか?

 
 穏やかな時代に生きて、愛する子供達を育て、そして、人生を終える。

 穏やかな時代に生まれて来て、ありがたいと思いました。

 
 私は平凡で取り柄も無く、地位も財産も名誉も、また、大きな野望もありませんが

 残された時間を、共に生きる時代の皆さまのために役立てることができるのであれば

 惜しくないと思いました。


 多くを学べた 『大坂の陣』 のイベントに行くことができて良かったです。

 人生の節目に相応しい誕生日になりました。

 

2014年12月11日木曜日

みやたん

12月10日は、アルフレッド・ノーベルが亡くなった日。

昨日から、TVは日本人の受賞式典のお目出度い話題でもちきりです。

実は、私の父も10日が祥月命日です。

例年12月に入ると当時の事が甦り、気持ちが沈んでしまいます。

会社大好き人間だった父が、「商売繁盛」を願い良くお参りしていました

「えべっさん」に、亡き父を偲んで行きました。

と、なんと、西宮市の妖精、『みやたん』が境内をお散歩していました。

初めて見る『みやたん』。

『みやたん』のお父さんの、たかいよしかず様が所属されています会社の

オーナー様と父はご縁がありました。

私も、蝶ネクタイがお似合いのオーナー様のお顔を覚えています。

偶然に出会うことができました『みやたん』。

亡き父が慰めてくれたのかな? と思い、自然に笑顔になれました。