今年も早いもので、もう6月を迎えます。
紫陽花がブルーに色を染め始めましたが、皆さまお変わりございませんでしょうか?
2014年10月に企画・開催しました、「福島と神戸 こころをつなぐ チャリティーコンサート」
以降、2015年1月の阪神・淡路大震災より20年を迎えるに当り、防災について
ずっと温めていた企画を、2014年11月に発案、企画書を作成して、今年3月末迄
ご関係企業様にプレゼンテーションをして参りました。
足掛け1年半、私にとりましては、全身全霊をかけた大きなプロジェクトでした。
自分の可能な限りに企画を練り上げて、動き回りました。
ご関係企業様には、お力添えとご検討を戴きましたことに、心より御礼を申し上げます。
4月11日に全ての審判が終わりました。
その3日後の14日に、熊本地震が発生しました。
熊本地震発生から1ヶ月、まだまだ被災地は復興には時間が掛りそうです。
阪神・淡路大震災での家屋半壊の被災経験から、この企画は、自分でできる精一杯の
活動と思い、取り組んで来ました。
私の人生における、最期の社会貢献と思い、頑張りました。
1年半、長い道のりでした。
その分、4月から5月の、この1ヶ月間、精神的な疲労も感じてしまいました。
二人の娘達は、私の企画書にもアドバイスをしてくれていましたので、慰めてくれました。
世に出ることは無い企画となりましたが、沢山のビジネス最前線の皆さまに企画書を
ご覧戴けましたことは、大変にありがたいことと感謝しています。
そして、人生で一度くらい、こんなに一生懸命に打ち込んだ自分の時間があって良かったと
思います。
今日は、借りている駐車場の雑草が、足が埋まる程になっているので、時間を作って
掃除をしました。
植木は2メートルを超して茂っていたので、梱包用の大きめのハサミで枝を切りました。
雑草は、しゃがんで両手でひきました。
大きな黒いビニールゴミ袋が2個できました。
そう言えば、昔昔、実家では、庭の手入れはいつも私の担当でした。
愛犬のデイジーは、シベリアンハスキーで暑い季節が苦手なため、庭に大きな穴を掘って
すっぽりと体を横たえて涼んでいたのでした。
同居していた母から、「梅雨になるまでに穴を埋めないと、水が溜まるから。。。」と
小言を言われて、この季節はいつも庭掃除をしていました。
剪定鋏の扱いは慣れたものでした。
今日、駐車場で蚊と闘いながら、草むしりをしていて、草の香りに、当時を思い出しました。
今月は、亡きパートナーの1周忌の祥月命日です。
周りの皆さまには、いっぱいいっぱいご迷惑をお掛けして生きて参りました。
振り返ると、皆さまの優しさに助けて戴きながら生きてこられたのと感謝しています。
そう言えば、亡きパートナーは、紫陽花の花が大嫌いでした。
「紫陽花は、コロコロと色を変えて、最期は色を落としてみすぼらしい。」と、毎年のように
言っていました。
紫陽花が好きな人、嫌いな人、人それぞれです。
人それぞれのお話しを、皆さんとご一緒に語り合えるような、温かくて、お互いの人生観を
尊重できる場所として、「西宮シニアライフ研究会」をこれからも開催して行きたいものと
5月の終わりに、心に誓いました。